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【低学年】カラーテストで100点をとるために毎日していること

息子が小学校に入学して1学期の終わりまでカラーテストの存在を知りませんでした。

高齢出産のせいもあり、自分の小学生時代と全然違う!と思うことはありますが、このカラーテストもそのひとつです。

息子が小1のとき、入学直後はさすがにテストはなかったのか、たぶん6月ころからやっていたのだと思います。1学期が終わりに近づいたときいっきに返却されて連絡帳に入っていました。

それまでにも小テストなのか、授業中にやったのかよくわからないテストやプリント類が返ってきたことはありましたが、サイズも大きくフルカラーで、点数がはっきり書かれているこのテスト用紙に「???」となりました。

表面と裏面に分かれており表面は「知・技」裏面は「思・判・表」となっており、それぞれの点数がつけられている。

小学生の成績表の正しい見方

以前に「小学生の通知表の見方」が気になり検索したときに塾の先生が書いているブログで教科ごとに3つに評価が分かれていて、その見方として

  1. 知識・技能
  2. 思考・判断・表現
  3. 学習への意欲

になっているため、

  • 1と2はテストの結果がほぼそのまま反映されること
  • 担任の好き嫌いでつけているわけではないこと
  • 先生の感情で左右されるとしたら3の学習意欲くらい

入塾前の面談で成績表を見せてもらうと、各教科の成績を「A」が何個だからこの教科は得意というふうに見ている保護者が多いが、塾側はどの項目が不得意なのか見るには各項目が大事だとのこと。

この見解を知っていたら、地域の差はあるかもしれませんが、子供の成績表は各学期のカラーテストの点数を見ているとだいたい予想通りになっているなと感じます。

国語のカラーテストで100点をとる方法

国語の知識・技能

漢字です。その時に習った漢字をしっかり書けて、送り仮名も含めて読めるようであれば100点があたりまえにとれます。

学校の授業や出された宿題だけに頼らずその学年で習う漢字は最低でも4~5月には音読み・訓読み・書けることを完璧にしておき、年間を通して熟語として使えるように毎日の家庭学習できちんと定着させておきます。

国語の思考・判断・表現

文章読解の問題が解けるか。低学年といっても2年生からはそれなりに長い文章が掲載されています。教科書で習った物語文ならまだしも、まったく関係ない文章が出ることもあり、読んだことがない文章を初見で読むことができるかは子供によると思います。

うちではこの文章読解が始まる(おそらく1年生の2学期)より前から毎日の学研ドリル文章読解を毎日やっていたため、最初から100点をとれていました。でも、カラーテストの内容を見て、家庭学習でやっていなかったら全くできなかっただろうなと、ぞっとしたのを覚えています。

文章を読めるかどうかは好き・きらいもありますが、普段から読むことに慣れているかどうかが大きいと思います。1年生からすすんで読書をする子も少ないと思うので文章読解の低学年からの家庭学習は必須だと感じます。

算数のカラーテストで100点をとる方法

算数の知識・技能

その期間までに習った計算問題です。低学年なら足し算、引き算、掛け算の横式、ひっ算どちらも出来ることですが、ここも基礎学習をしっかりやっておけば100点です。

単純な計算問題でケアレスミスが多い場合は「惜しい」と考えてると甘いと思います。

ほとんど出来ているのにほぼ毎回1~2問計算ミスをしている場合、その子の中に基礎が出来ていない証拠です。

ケアレスミスミスは成長すればいつか治るは間違いで、

ケアレスミスミスは土台に穴がある状態なので、学年が上がるたびに計算する桁が増え、一つの式の答えを出すのに何回も計算する必要が出てきます。基礎の計算力に穴が開いている状態では、どこでミスをしたのかもわからないまま間違った答えを導き出し、点数がとれず算数嫌いになりかねません。

1年生から計算カード、100マス計算などを毎日やることで徹底的に計算力をつけてあげていれば学年が上がったときに子供自身がすごく楽になります。計算カードの宿題などは子供まかせにせず、時間をはかったりめくる役を引き受けたり、一緒にやる時間をとった方がいいと思います。

算数の思考・判断・表現

主に文章問題や、各単元でのイラストや図を見ながら答える問題です。
ここも国語の文章読解と同じで、まず問題を読めることが大前提となります。

大人から見れば1~2行の簡単な問いかけですが低学年の普通の子供にとっては読むだけで神経を使います。そのうえで「何を問われているのか?」を理解して答えを出さなければいけないのです。

国語の文章読解ドリルを毎日やっている成果はここでも大きく感じます。
それに加えて、文章問題も家庭学習で必ずやっておくべき内容だと思います。

息子は最初、簡単な計算問題ができるようになったころから、私が手作りの文章問題を作り毎日解かせていました。

息子が大好きなマインクラフトのキャラクターの名前を使い、イラストをつけてA4用紙1枚に3問くらい問題を作っていたのですが、まだ家庭学習を始めて一か月くらいの学習習慣がついていませんでしたが、「今日はマイクラさんすうある?」と、とても楽しみにしてくれていたので、私もせっせと作っていました。

土日には自分でも文章問題を作ってみようという試みをやっていました。

この自分で文章を考えて足し算の答え、引き算の答え、それぞれを出すにはどういう文章にしなければいけないかを自分で考えるというのも文章読解のスキルアップにつながったと思います。

カラーテストで100点をとるために毎日やること

  • 漢字のプリント学習(読み書きで1~2枚ずつ)
  • 国語の文章読解ドリル
  • 算数の文章問題
  • 計算ドリルまたは計算カード
  • 100マス計算

100マス計算はうちでは1枚だけです。
足し算・引き算・掛け算をそれぞれ200日(1日100問×200日)やるようにしています。

これは100マス計算生みの親である岸本裕史先生の著書にだいたいこれくらいやれば、どんな子でも計算力が身に着くのではないかと書いておられたので参考にしています。