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【小1】計算カードの宿題は毎日やるべきか?

うちの近所には4つくらい公立小学校があります。

保育園時代のお友達はそれぞれバラバラに入学しました。

仲の良いママさんたちと卒園後もちょくちょく交流しているので、息子が通っている小学校以外のお話も聞くことになります。

小1の時に気付いたのが同じ地域でも小学校によって宿題の量が全然違うということ。

小1の初夏あたりから家庭学習の大切さに気付きだしたので、みんなどんなふうにしているのかは気になっていました。

計算カードの宿題が毎日出ている学校もある

地域では一番、児童数が多いC小学校では小1の1学期から計算カードを読み上げる宿題が毎日出ているとのことでした。

息子が通うA小学校と隣の学区のB小学校では足し算のプリントは、ほぼ毎日宿題になっていますが計算カードはそもそも学校のお道具箱に入れっぱなしです。

入学前に購入し、1枚ずつに名前を記入したことは覚えていますが、その後見たことがありませんでした。

メルカリで中古の計算カードを購入

1学期の5月ごろから息子の計算力の無さに驚いていたので、家庭用に計算カードを購入することにしました。

メルカリで検索するとけっこう出ていました。

使うかどうかわからないし、名前入りのお古でいいかと4つセットで360円くらいの安いものがあったのでそれにしました。

  • 10以下の足し算
  • 繰り上がりのある足し算
  • 10以下の引き算
  • 繰り下がりのある引き算

最初は10以下の足し算のみ、時間をはかって毎日、家庭学習の最後にやるようにしました。

息子はどうしてもテキパキこなすことが苦手です。

後のWISC検査でも処理速度とワーキングメモリがともに低く(90台半ばの数値)出ていました。

計算カードを素早くめくること自体がうまく出来そうになかったので、息子には数字と計算だけに集中してもらい私がめくることにしました。

最初は嫌々でも毎日やっていると定着するようで、1か月もするとほぼ間違うことなくすらすらと答えられるようになりました。

そうなると、息子自身ストレスを感じなくなるので「さっさとやろう」という雰囲気になっていきました。

でも同じことだけを繰り返すわけにかず、夏休みからは10以下の足し算に加え、10以下の引き算もやりました。

夏休み中に、繰り上がりのある足し算の計算も徐々に教えていたので、2学期に学校で始まる前に計算カードは10以下の足し算から、繰り上がりのある足し算にレベルアップしました。

子供のストレス度合いを見ながら続けた結果

繰り下がりのある引き算をやるときはすごく嫌がったので足し算はまた10以下に戻すなどの配慮をしつつ、1年生の終わりまで毎日、足し算&引き算、2つの計算カードを入れ替えながらやるようにしていました。

途中で100マス計算も取り入れていたので、どれが一番効果があったとは言いにくいですが、小2の今、ひっ算でも横式でも学校のテストで計算問題を間違えることはありません。

昨年は全統小テストも受けましたが、前半の計算問題をきっちりやれていれば、難問が得意でなくても平均点には達するんだな・・と思いました。これは今後、高学年、中学や高校と進んでも変わらないと思います。

低学年のうちに基本の計算力を徹底的に鍛えてあげることは、親が子供にしてあげられる大きな支援だと感じています。

計算力は算数の土台

そして2年生の九九を習う際に九九は丸暗記に近いと思っていましたが、それだけではなく足し算の概念がしっかりあることが大事なんだと実感しています。

「2が8こだから16」という掛け算の文章問題で正しく式をたてることが難しくなるのではないかと思います。

毎日の計算カードなんてやってられない?

ちなみに毎日計算カードの宿題が出ているC小学校のお友達に聞くと、1年生の始めは本人も宿題だからやる!という意識が強く頑張っていたそうですが、夏休み以降は親子ともども「やってられない」とやめてしまったそうです。

もともと数に強いお子さんだったので計算問題に重点をおいていなかったのでしょう。違う学校なので成績がどうかは知りませんが、なんだかもったいないなぁと思いました。

小学校の先生は長年、たくさんの子供の学力の成長を見てきているプロです。

その先生が毎日やった方がいいと判断して宿題を出しているのだからきっとやる意味は大きいと思いますが、うちの小学校で宿題として出ていないのは、やはり保護者の「やってられない」気持ちを汲み取っているのかも・・とも思います。