小2の学習を終えて・・算数で一番つまずいた単元は時計とじこく
息子が2年生を終えて春休みが明けたら3年生です。
1年前のことがついこの間に感じます・・
1年生の算数はくり上がり・くり下がりも何とかマスターし、「さんすう楽しい」といい感じに2年生になったのですが、4月にやる最初の単元でいきなりカラーテスト50点代をとってきたことがありました。
いちばんつまずいたのは「時間とじこく」の単元です。
これ、ほんと~~~に難しいと思います。
2年生でやる必要ある???と何度も思いました。
もしかして昔はここまでやらなかったのではないかと思うのですが、今は2年生でやります。
時計の単元は1年生でもありました。
でも時計の針のイラストを見て「時間」を読むだけ。
1年生で一番難しい「時計」は「2時59分」を「3時」ではなく、きちんと「2時台」であることを理解できるかどうかがポイントではないかと思っています。
息子もこれは理解できていたので、2年生になる時もあまり心配していませんでした。
4月で進級したばかりだし、予習は漢字だけ余裕を持って教えていました。
でも4月の宿題を見ていると、
8時に家を出て、20分後に学校へつきました。
学校へついたのは何時ですか。
のような「時間」を求める問題が出ており、まったく出来ていない様子でした。
時計を見ながら一生懸命教えましたがなかなか理解せず。
そもそも「時刻」と「時間」の概念がない。
そこでカップラーメンで説明しました。
カップにお湯を入れて作るのに3分かかることを説明。
この時にお湯を入れた時刻が何時何分であろうと、そこから3分経過した時間が「3分後」であることを伝えました。
でも、普段から時計を意識していないので時間が経つというのも「??」な感じです。
4月末の個人懇談で、担任の先生に時計の単元が全く理解できていないようだと伝えましたが、今回の懇談だけでかなりのお母さん方から同じことを言われると、先生も困惑気味でした。
2年生の担任は初めてという若い先生だったので、先生自身も「なんで??」という感じで、カラーテストもいつまでも実施しないわけにいかないので、やったけど多くの児童が理解不足のまま終わったようでした。
「うちの子だけじゃないのか~」と安心したのもつかの間、
このままではいけない!!!と思い、ひたすら無料プリントで復習しました。
1学期中、ずっとちょこちょこと「時間」を問う問題をやっていました。
それでもいまいち理解不足な気がしたので、夏休みはかなり重点的に時間とじこくの勉強に力を入れ、2学期になるころにはようやく頭の中で時計を動かせるようになりました。
やはり、ひたすら演習問題の数をこなすしかないのですが、単純な足し算・引き算よりずっと時間がかかりました。
というのも、問題の書き方によって求める答えがかわるためです。
- 7時の20分前は何時?
- 9時から公園へ行って2時間あそんでから家へ帰りました。何時に帰りましたか。
- 4時から6時まで勉強をしました。何時間、勉強をしましたか。
このように文章を読み、何(時間or時刻)を聞かれているのか?理解しないといけないので、読解力も問われます。
息子は最初、足し算・引き算を使って答えを出そうとしていました。
9時の1時間後は「9+1」で「10時」など、
それで答えが出せる場合もありますが、
出せない場合があること。
それに正午や1時間は60分という新たな概念も覚えて理解せねばならず、単純な計算問題の方がどれほど楽か、思い知らされる単元でした。
このほか、絶対つまずくと思った「かさ」や「九九」も予習・復習をがっちりしたおかげでこちらは割とスムーズに学習できたようです。
それに比べると「時間とじこく」は本当に大変でした。
教科書によっては2学期からやる場合もあるみたいですが、息子の小学校では4月に「表とグラフ」のあと、この時間の単元に入りました。
2年生は「かけざん九九」が山場になると言われていますが、深い「理解度」を求められる時間とじこくの方がずっと難しいと思います。
これから2年生というお子様がいるなら、春休みのうちに予習することをおすすめします。