息子の宿題~小2の分数
息子、小2も終わりに近づいていますが宿題は学童保育で終わらせてきます。
教科書の音読は家でやりますが、漢字ドリル、漢字プリント、計算ドリル、算数のプリントなどの中から音読を含めて2~3点の宿題が毎日出されます。
漢字はその学年の範囲はほぼマスターしているので、さくさく終わらせていますが、算数は、私がしっかり確認しないとたまに間違えています。
単純な計算問題や、九九などは丸暗記しているので大丈夫ですが、最近始まった新単元は要注意です。まだ2年生なので簡単に見えますが、2~3回授業で聞いただけでは理解不足な時があります。
宿題で出た分数問題を間違える
最近では分数の問題。
「4分の1」と「2分の1」ではどちらが大きいか?
「8分の1」と「4分の1」ではどちらが大きいか?
見事にどちらも間違えていました。
「分数」とは?については同じ大きさに分けた場合のひとつであると、理解しているようなのであまり心配していませんでしたが、なぜ間違えたのか聞いてみると、問題プリントの分母の数の大きさに惑わされて「2より4の方が大きい」「4より8の方が大きい」と考えていたそうです。
字面だけでなく実際に分けたところを想像させる
それ以外に図に書いた分数問題は出来ていたので、改めて「〇分の1」について、ケーキを分け合う時のシチュエーションで説明しました。
実際のお友達で4人兄弟のAちゃんと、3人兄弟のBちゃんが身近にいるので、おやつのケーキを分けた時、AちゃんとBちゃんではどちらが大きなケーキを食べられるか?という想像をさせて聞いたところ、きちんと答えていたので一安心しました。
息子は発達障害(ASD)があり、これまでの発達検査でも視覚優位であることがわかっています。反対に耳から聞いた情報は少し整理しづらいのか、就学前の検査でも「応答性の弱さ」を指摘されていました。
なので、算数の単元はひとつずつ、本当に理解しているのか?何を聞かれているのかを理解しているかまで確認しないといけません。
3学期は短いけれど次学年へのスタートライン
2年生の最後で教わる分数が3年生から始まる割り算の計算につながっていくのだと思うと気が抜けません。3学期の最後は次の学年へつながる単元が出てくるので九九も終わったし、三角形や四角形は見たらわかるでしょ、なんて気が緩みそうになるのですが・・
ちょうど1年前、1年生の終わりに「おなじかずずつ」という単元があるのを見て「あ~、これが2年生の掛け算につながるのかぁ・・」と思い、家庭学習でも教えてみたところ、やはりすんなりとは理解できなかったことを思い出しました。
マイクラのミニフィギュアを並べてスティーブ、アレックス、ゾンビの3人にレゴブロック3個を分けると一人なんこになる?と聞いて、やっと1個ずつに分けることが出来ました。そのあとは6個を分けると2個ずつ・・と数を増やしていき理解していましたが、大人が考える以上に新しい概念を学ぶのは難しいのだなと思いました。
その後、少しずつ練習問題を解いていくうちに「おなじかずずつ」はハイレベ算数の文章問題で出てきてもピンとくるようになり、解答の解説をさせても「ここ!ここでずつって書いてるから」と間違わずに解けるようになりました。
2年生の分数もしっかりマスターして3年生の算数についていけるように頑張ってほしいです。