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【低学年】漢字の先取り学習について

息子は小2なので、あくまでも現時点での考え方になりますが、算数も国語もそれほど先取り学習はしていませんし、今春からの3年生の先取りもとくにしていません。

・・ですが、漢字は3年生で習う200字を一通り教えました。

 

期間

2年生の12月初めから3月初めまで。

 

何をやったか(覚え方)

1日2字ずつ音読み・訓読み・書き順・熟語の使用例

ネットで無料の漢字プリントを印刷しました。

B5の用紙に2字ずつプリントされているもの1枚を毎日やりました。

 

教え方

1日2字ですから「練・習」「荷・物」「研・究」「写・真」「洋・服」など最初から熟語としてセットになっているものや、「陽・湯」「曲・由」など、似た形の漢字、「植・育」「係・級」など意味が似ている(関連する)漢字などがセットになっているプリントだったので、なるべく関連付けて教えるようにしました。

 

定着させるために

毎日、新しい漢字2字を追加しますが、毎日復習で直近の1週間~10日で教えた漢字をプリントの裏に書かせていました。

昨日やったばかりの漢字や、直近2~3日の漢字は、当然まったく覚えておらず机に貼った3年生の漢字表を見たり、私が教えたりしていました。

この繰り返しで、だいたい1週間が終わるころには先週の分は覚えるようになっていました。

そして土日の時間がとれる時に漢字ノートを使ってそれまで習った総復習をしていました。とにかく何度も思い出して書くことで徐々に定着していきます。

 

最初から完璧を求めない

画数の多いものは上手く書けなくてもある程度は見過ごします。1字1字丁寧に書くというよりは、こういう形の漢字だったな・・と思い出してもらうことに重点を置いています。とにかくざっくりでも形(部首)を繰り返すこと。

 

ただ、あまりにも乱雑で汚い字は書き直し、そして書き順もチェックです。

テストに出るからというよりは、やはり正しい書き順で書いた方が綺麗に書けるし、脳だけでなく体で覚えられるというメリットがあると思っています。

 

3年生に向けて

2年生の3月からはひたすら熟語の漢字プリントをやります。

形(音読み・訓読み)を覚えただけの状態なので、使いこなすには程遠いレベルです。

読みプリント・書きプリントを1枚ずつ、これも毎日ひたすらやり続ける予定です。

 

漢字の勉強~1・2年生との違い

息子が1年生の時も同じように3学期に2年生の漢字練習をしていました。

1年生では80字、2年生では倍の160字になるということで気合を入れて始めたのですが、1年生の80字って漢数字の「一から十、百、千」や、「木・水・犬・田」など、小さい子供でも、すでになんとなく読めたり、知っている物の漢字だったので、とても頭に入りやすく、実質80字すべてを教え込む必要はなく、そこまで難しいとは感じませんでした。

 

それが2年生の漢字となると急に難しくなったように感じて焦ったのを覚えています。

「春夏秋冬」、「東西南北」など大人なら当たり前に知っていることでも、そもそも息子に方角という概念が無いことに気付き、漢字を教える前に教えなければいけないことがたくさんありました。

「思(う)」と「考(える)」など、一言で説明できない違いもとても苦労しました。

 

それが3年生になると、画数の多さは勿論、そもそも言葉を知らないと覚えようが無い漢字など、さらにレベルアップするのですから大変です。

漢字の勉強は学年が上がるたび時間をかけてやるべきだと思います。

 

漢字の勉強だけ低学年から先取りする理由

一番の理由は春休み入るころから各教科、次学年の予習をするためです。

 

とくに算数は文章問題を重要視しているため、内容的に簡単なドリルであっても3年生で習う漢字は普通に問題文にちりばめられています。読み仮名をふっている場合もありますが、子供が問題文をすらすら読めるかどうか?はとても重要です。

 

一文読むたびに「これなんて書いてあるの?」「これは?」「まだ習ってないのに」など、問題を解く、理解する以前に問題文をストレスなく読める状態にしてあげたいのです。大人でも本を読むときに知らない横文字、なんとなくで理解しているけど読み方があっているかわからない漢字がたくさん出てきたら内容に集中できないのでそれと同じだと思っています。

 

ざっくりとでも春先までに一通りの漢字を習っておくと、教科書や家庭学習で目にしたときに頭に入りやすく、国語だけでなく算数を勉強するうえでもとても大事だと思います。